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アウランバーガード到着 11月18日火曜日

目的地のアウランガーバードに着いたのは定刻朝4時を少し過ぎたところだった。
まずは宿を探すところからはじめ、ガイドブックを頼りに駅近くな宿に行ってみることにした。

駅をでるとオートリクシャ(三輪タクシー)の運ちゃんが
「どこいくねん」
「やすいホテルあるぜ」
「おまえのホテル知ってるぞ」
と営業してくるが全て無視して宿方面へ進んだ。

夜の道路は昼間は溢れかえっている自動車もバイクも人もいなくて、犬がウロウロしていた。
ガイドブックとにらめっこしながら犬を避けつつ歩いていると、1台のリクシャが近づいてきた。
運ちゃんが何か言っていたけど、もちろん無視して進む。
がしかし、運ちゃんも負けじと役に立とうとついてくる。

1件目のホテルはいっぱいであった。
そこで運ちゃんが裏側にもよいホテルがあるぞ案内しだしたので、そちらを見に行ってみるも満室。
運ちゃんはすぐ近くにもあるからついて来いと行って見るもいまいちであった。

ガイドブックにある別のホテルに行こうとしたが遠かったので、結局、運ちゃんのリクシャの世話になることにした。次にみたホテルはぼちぼちだったのでそこに決め、運ちゃんにお礼をし、ツアーのトークを軽く聞き流し、運ちゃんから手渡された日本人旅行者の感謝の気持ちがかかれた手帳を軽くななめ読みし、運ちゃんと別れた。
最後に運ちゃんは
「またな!リクシャツアー検討しとけよ。また来るからな!」
と言っていた。

部屋のシャワーで汗を流し、睡眠をむさぼった。
起きたのは9時過ぎで外は行きかう車の音でやかましくなっていた。
照明をつけようとスイッチを入れてみたが、暗いままであり、扇風機、エアコンも止まっていた。
停電であった。
部屋にいても熱いだけなので外出、次の目的地であるハイデラバードまでの足を確保してあとはダラダラ過ごすことにした。

まずは駅前のチケット予約センターに行ってみるも、目的地行きの列車がわから無い上にチケット窓口に並ぶインド人の行列を見てそこに見切りをつけネットで簡単予約ができるとの情報によりネットカフェへ。
ネットカフェで調べてみたら日時の都合が良い列車は3本ほど出てるようであったが、ファーストクラスもエコノミークラスも普通クラスもどれも満席、待ち人が何十人いるという状態だった。
これはあかん、列車は無理やでーとなりバスでの移動を考えた。

リクシャでバスの発着所にいってみるも、発着する公営バスの簡素な作りと年季の入りようにびっくりであった。
夜行で12時間以上乗車するのでそれなりにお尻にやさしく、かつ睡眠がとれるようリクライニングし、荷物も安全に運べるものがよいなと思っていたけど、そのバスではどれもかなえられそうに無かった。
バス発着所の周辺には公営でないデラックスバスなるものを運行する会社があり、カウンターで行き先を告げると値段と時間を教えてくれた。
3段寝台エアコンなし列車と比較すると意外に値段が高かったので考えることにした。他のバス会社で値段が安く時間もちょうど良いのがあった、エアコンが無いのが気にかかったが今の時期はエアコンは重要ではないぞと諭されそれを予約した。
再びリクシャで宿周辺に、そこそこきれいなピュアベジのレストランがあったので、そちらでランチタイムとした。
マメはオクラのカレーとライス、僕はミックスベジカレーとナン。
どちらも旨くて肉を使わなくてもこんなにコクがあるおいしい料理が作れるということに関心してしまった。
宿に戻り翌日発の世界遺産のアジャンタツアーを予約した。

その後は暑さがひどくなると予想し、宿で昼寝をすることに。
3時間ほど泥のように眠り、起こされるとまた停電していた。
マメは寝れなかったようで明るい場所で本を読んでいたらしい。

その辺をふらつこうかと宿をでると、リクシャの運転手が話しかけてきた。
よく見ると今朝この宿まで乗せてくれたおっちゃんだった。
おっちゃんはエローラ(こちらも世界遺産)の運転を俺に任せてみないか?ということをアツク語りかけてきた。
バスツアーでは見たい場所を集中してみることができないけど、俺は違うぜ!
値段も二人ならバスツアーと同じ料金だぜ!
ショッピングにもよれるぜ!
日本人も利用して満足してるぜ!
といって手帳を見せてくる。

アジャンタにはバスツアーで行くことにしたので、エローラに行くのはリクシャでいってみるのが面白いのではないかと、おっちゃんの熱意にうたれ2日後にエローラに行く約束をした。
最後はおっちゃんとユビキリゲンマンであった。

夕飯はホテル内にあるレストランで食べることにした。
決め手は宿から近いことと、ビールが置いてあることであった。
やっぱりコレですな。と二人で話しながらビールをグビグビ飲んだ。

ほろ酔い気分で部屋に戻り、シャワーを浴び、洗濯をした。
朝も昼もおもいきり眠ったのであるが、夜は夜で死んだように眠りに着いたのであった。

→アジャンタ 11月19日水曜日

同日のマメ旅行記はこちら
11月18日 インド3日目

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