アジャンタ 11月19日水曜日
この日は一日ツアーでアジャンタの石窟寺院へ。
ツアーバスは8時半にホテルを出発してツアー客をピックアップしながら次第に郊外へ、街の喧騒を抜けるとのどかな風景が広がっていた。
畑には綿花やトウモロコシが栽培されている、道には牛車や少年が管理しているヤギの集団が走っているそんな風景を横目に追い越していく。
しかしこののどかな風景に似合わないほどツアーバスの運転手はスピードに狂っていた。
アホかと思うほどスピードを出し、クラクションをならして、反対車線から追い越しをし対抗車をよけさせてい進んでいったので、乗っているだけなのに対向車の運転手に申し訳ない気持ちになったほどである。
途中のどかな場所で休憩を挟み出発から2時間半でアジャンタの駐車場へ到着した。
駐車場からは低公害バスで移動し、入場口へ。
ツアーで入場料と低公害バス料を徴収されていたが入場口にいくと本日は入場無料とのこと11月19日は世界遺産登録キャンペンのようなもので無料らしい。二人合わせると500ルピーも得してしまった。
石窟寺院は30窟ほどあり壁画と仏像が数多くあった。
仏像はシンプルな仏陀像がほとんどだった。
壁画には仏教の重要なストーリーが描かれているようであったが、ガイドの英語の説明が聞き取れず意味がわからず、ガイドブックを見るもそちらの解説でも意味がわからなかった。
知識の無さを自覚した。
インドで最大の涅槃仏像も窟内にあった。
窟内見学もあらかた終了し、休憩していると遠足中?の子供集団に取り囲まれた。
ピクチャーミーピクチャーミーとよってくるので、言われる端から撮っては見せ撮っては見せをしているうちに先生が子供をまとめて座らせていた。
どこの国も子供の笑顔はまぶしかです。
石窟寺院の見学も終わり、バスまで戻っている最中にとおり雨に襲われた。
雨宿り中に日本語ペラペラなインド人が話しかけてきて、葉っぱのやりすぎで頭がおかしくなった人のことを「バンカラナシー」とインドでは言うと教えてくれたが、使う日が来るのだろうか?
帰りのバスでは雨上がりの空に180度の虹が見え、地平線に沈む真っ赤な夕日を見えた。
その自然のすばらしい風景の中をバスは狂ったようなスピードで街に戻っていったのであった。
同日のマメ旅行記はこちら
11月19日 インド4日目