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ハイダラバード2日目 11月22日土曜日

朝から今後の移動の準備をすることにした。

まずは駅に向かって電車の予約をしに行った。
窓口に並んでいたら前の青年が話しかけてきた。
「隙間を空けずに並んどけ。そうしないと横入りされるぞ。」
周りを見回してみると確かに密着するくらいの距離感で列を作っている。
後ろには広い空間があるのに列は密着状態でなんとも面白な光景であった。
青年の忠告のおかげで横入りされることなく窓口に到着。
「1週間後のここからここに行くチケットを最高級2席。プリーズ。」
というも満席な様子。
さすが最高級、でかい荷物を背負った小汚い夫婦は乗ってはダメってか?
と自虐的になりつつもウェイティングリストに登録して果報をまつことにした。

昼飯を食べに近くの安食堂へ、注文はジャガイモとカリフラワーのカレーにナンとした。
インドに来てからはベジタリアン料理を良く食べている。
理由は単純でノンベジタリアン料理に比べて安いこと、肉・魚を使わずともおいしいことである。
そして多分、肉に比べて消化が良いだろうから体への負担も少ないのであろう。
1月前のトルコ旅ではラム肉を食いまくっていたのでそのリバウンドかしら?
と思わないでもないけれど。

昼食後は都市移動のエアチケットを入手しに行った。
鉄道だと27時間1万6千円(最高級シート2席)飛行機だと2時間半3万円(エコノミー2席)だったが時間のことを考慮し飛行機を選択。
航空会社のオフィスに行った。
ついたときは昼飯休憩でオフィスには眠たげな警備員がいるだけだった。
座って待つこと30分ほどで午後の営業が開始され、10分程度で僕らの番になった。
窓口に行くも
「うーん、えーっと、国内線のチケットはここではないんだよね。」
と申し訳なさそうに言われ
「すぐそこにもう一つオフィスあるからそっちに行ってよ。」
と教えてくれた。
歩いてオフィスを移動し、無事にエアチケットをゲットしたのであった。

19時発の夜行バスで次の目的地プッタパルティに向かうので、早めの夕飯を食い、シャワーを浴び、チェックアウトし、バスのチケット売り場に向かった。
チケット売り場から発着所につれていかれ、そこで待っていたのだが
「○△○×□□△×プッタパルティー○△○×□□△×」
とオフィスから怒声が聞こえてきた。
見るとお兄ちゃんが電話越しに怒鳴っている。
何かトラブルかな?と思っていると。兄ちゃんがバスを1台指差し、
「あのバスに乗れ。プッタパルティの近くに行くから。」
と、言い出した。
兄ちゃんよ。お前の仕事も大変なんだろうけれど、僕らが行きたいのはプッタパルティーであってその近くの村ではないだよ。
そのために買ったチケットはプッタパルティー行きだしさ。
というようなことを言ったら(かなり脚色してあるが)、お兄ちゃんは納得したようで電話を手に取り怒鳴り散らし始めた。
3箇所ほど電話を掛けた後に、違うバスターミナルまでリクシャで連れてかれ、チケットを交換される。
もらったチケットには「行き先:プッタパルティ」の文字が、お兄ちゃんはどうだ文句ないだろう!といった顔だった。
バスは20時に出発し、ハイダラバードの街中を「パラリラリ」というヘンテコクラクションをならしながら進んでいく。
目指すはサイババの本拠地であるプッタパルティ。到着は翌日朝6時である。

→プッタパルティ 11月23日日曜日

同日のマメ旅行記はこちら
11月22日 インド7日目

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