リシュケシュ2日目 12月06日土曜日
早朝のヨガクラスに参加するために前日は早く寝たのであったが、起きたら9時であった。
ヨガクラスは寝過ごしてしまった。
睡眠の瞑想をしていたということでよしとした。
部屋がいまいちだったので、別宿の部屋を見に行った。
そこそこきれいな部屋があったので、そこに引越しをした。
ガンガーに掛かる橋には、魚の餌を売る子供たちが多くいて、5ルピーオンリーといいながら、餌を手渡してくる。
マメは魚に餌をやりたがっていたので、川岸で餌を買っていた。
巨大な魚が餌に群がっていた。
この町はベジタリアン料理しか出さないので漁獲される心配も無く魚にとっては飯つき・安心・聖なる河でよい居心地であろう。
鼻水がなかなか収まらないので、アーユルベーダー薬局に相談に行ってみた。
看板は派手なのに、中は照明がなく暗かった。入り口横におっちゃんが新聞を読んで佇んでいた。
広さ6畳くらいの店内にはさまざまな薬が並べられていた。
店内に入ってもおっちゃんは新聞を読み続けていたので、聞いてみた。
「鼻がズルズルなんだけど。良いモノ無いかい?」
「鼻がズルズルねぇ。喉も痛い?」
「喉痛くない。鼻がズルズルするだけ。」
おっちゃんは座ったまま、自分の手前にあった箱から金色の小箱を取り出して渡してきた。
「これ。1日3回。1回2粒ね。」
簡単な答弁だけで最適な処方がわかり、さらにその処方を手の届く範囲においてあるのがすばらしい。
鼻がズルズルな奴が今日当たりくるだろうと予想していたに違いない。
マメが
「食前?食後?」
といったことを聞いていた。さすがはナースだな。やるな。
おっちゃんは
「いつでも良い。」
と言っていた。本当かいな?おっちゃん。
と思いながらもおっちゃんから薬をうけとり、代金を支払った。
薬の名前は
「MAHA LUXMIVILAS RAS With Gold」
箱が金色なだけはあった。
くすりにはヒンディー語の取説がついていたが、英語のものは無かった。
読める文字だけ読んでみると
「直射日光を避け、冷暗所に保管のこと。アーユルベーティックメディシン」
とのこと。
鼻がズルズルが治りますようにとさっそく飲んでみた。
薬草のようなにおいがした。
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12月6日 インド21日目