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伊豆半島の先端「石廊崎」

伊豆の名所

伊豆半島の先端「石廊崎」伊豆半島の最果てにある石廊崎、伊豆一周自転車の旅途中によりました。
沼津市大瀬の神池同様、ここにも伊豆七不思議の一つがあるとのことで期待に胸を膨らませていってきました。

西伊豆を国道136号線で南下し南伊豆に入ります、途中から県道16号線を南下してたどり着きます。
上り下りが多く、チャリダーは覚悟が必要です。
高低差の情報や道程は伊豆一周にありますので、そちらをご覧ください。

場所


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県道から少し外れたところに石廊崎の駐車場があります。乗用車やバイクは駐車後に徒歩で灯台まで行く必要があります。
駐車料金表に自転車の料金が書いていないので、係りのおばちゃんに聞いたところ。
「停めてくの?」
と逆に聞き返されてしまいました。

「自転車で行けるんですか?」
とYスケ
「いけるのよ。がんばってね~!」
とおばちゃん。

何をがんばるのか?
と思いながらも人が流れていく方向に向かいました。
数件のお土産屋の先に歩道が続いていますが、この道が激坂でした。

なるほどこれを頑張るのか・・・。
おばちゃんの励ましのおかげで頑張ることができ、
というか下ってくる歩行者の視線から感じる期待により無理して登りました。
そんなに見つめないでほしいものです。

坂を上りきると右手には、南伊豆ジャングルパークの跡地があります。マニアはこういったものを見ると入りたくてウズウズしてくるのではないでしょうか。
そのまま道なりにすすむと石廊崎灯台が見えます。

石廊崎灯台

石廊崎灯台。

石廊崎灯台

門が閉まっていて灯台に近づくことさえできず、顔も拝めず、門の上にカメラを出して撮った写真です。
普段は一般に公開されていなく下田海上保安部のサイトによると

石廊埼灯台は通常、灯台の中に入れませんが、7月の「海の記念日」
の週の土曜日、11月1日の週の土曜日の年に二回のみ、皆様に灯台を公開しております。(無料)

とのことです。

自転車ではこの灯台まで来ることができます。
灯台のさらに先に進むことができますが、そこは階段が続いていますので、自転車はここで待ってもらう必要があります。

石室神社

先に進むと、石室神社と展望所があります。

石廊崎の石室神社

この神社に伝わる伊豆の七不思議とは

石廊崎権現の帆柱(いろうざきごんげんのほばしら)とは、伊豆七不思議のひとつで伊豆半島先端の石室神社に、江戸時代から伝わる伝説である。海面から30メートル以上の断崖絶壁の上に、石室神社の社殿が千石船の帆柱を枕に建てられており、これにまつわる不思議な伝説が江戸時代からある。

昔、播州濱田港から塩を運んでいた千石船が石廊崎の沖で嵐に遭い、その帆柱を石廊権現に奉納すると誓って祈ったところ、無事に江戸に到着することができた。その帰途、帆柱奉納のことをすっかり忘れていると、何故か石廊崎の沖で船が進まなくなり、天候が急変して暴風雨となった。往路に誓いを立てたことを思い出した船主が千石船の帆柱を斧で切倒すと、帆柱はひとりでに波に乗り、断崖絶壁(およそ30メートル)を石廊権現の社殿あたりまで、まるで供えたかのように打ち上げられた。同時に暴風雨も鎮まり、船は無事に播州へ戻ることができたという。

帆柱は社殿の基礎として今も残っている。材質は檜で長さは約12メートル、現在では社殿の床の一部がガラス張りにされ、直接覗くことができようになっている。

石廊崎権現の帆柱. (2008, 1月 22). Wikipedia, . Retrieved 00:46, 6月 8, 2008 from http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E7%9F%B3%E5%BB%8A%E5%B4%8E%E6%A8%A9%E7%8F%BE%E3%81%AE%E5%B8%86%E6%9F%B1&oldid=17522736.

この伝説が不思議ということで七不思議に数えられています。
七不思議というと成り立ちが不思議な石像や、現在の科学でも解明できない現象などが見られる場所だったのですが・・・Yスケのイメージでは。
伊豆七不思議は言い伝えが7不思議に数えられています。

神社の中には伝説の帆柱を見ることができます。
石廊崎権現の帆柱
どうですか?これが七不思議のうちの一つです。
他の六つも気になりますね。

展望所

展望所に行くと太平洋の大海原がパーンと見えます。
気分が良いですよ。視界がよければ伊豆七島を海原中に見つけられます。

伊豆七島の案内板

うっすら見える島のがわかりますか?
伊豆七島

この展望所このように切り立った場所にあります。
石廊崎展望所
そこから下を見ると・・・

石廊崎灯台の波
ざっぱーん!!
30mほど下に荒波が押し寄せています。
引き寄せられそうです。

伊豆七不思議が気になる方、伊豆七島と打ち寄せる荒波にロマンを感じてみたい方は行ってみてください。

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