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伊豆半島一周自転車ツーリング一日目(三島→下田)

伊豆の自転車ルート

伊豆半島一周自転車ツーリング「梅雨入り前に伊豆一周するぞ!」
と意気込んでいた管理人Yスケが1泊2日で、梅雨入りしたその日に伊豆一周ツーリングから帰ってきました。梅雨入りが予想以上に早かったので、かぶっちゃいました・・・。

三島駅発三島駅着の反時計回りで2日間自転車で一周ツーリングしてきました。
2日間合計全工程では走行時間は約15時間、走行距離は約255kmでした。

今回は1日目のルート
三島市→沼津市→伊豆市→西伊豆町→松崎町→南伊豆町→下田市
を紹介します。

1日目のルート

全行程 139.5km
所要時間 8時間50分(管理人Yスケの実測値:休憩時間を除く)

  1. 三島駅 →34.0km (所要時間100分)→ 沼津市大瀬
  2. 沼津市大瀬 →27.0km (所要時間100分)→ 伊豆市土肥
  3. 伊豆市土肥 →11.0km (所要時間40分)→ 西伊豆町宇久須
  4. 西伊豆町宇久須 →13.5km (所要時間60分)→ 松崎町
  5. 松崎町 →35.5km (所要時間170分)→ 南伊豆町石廊崎
  6. 南伊豆町石廊崎 →18.5km (所要時間60分)→ 下田市

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三島駅→沼津市大瀬

行程 34.0km
所要時間 100分
メモ 三島駅から県道22号を南進、700mほどで県道22号(145号)を右折
県道145号を進み2kmほどで国道一号線との交差点を通過し500mほどの交差点(デイリーヤマザキ)を左折、800m進み交差点(ministop)を右折、直進し橋を越え2kmほどで国道414号の交差点を左折。
国道414号を10kmほど道なりに進み、県道17号線を左折。
県道17号線を道成20kmほど道なりで大瀬に到着。
日中は交通量が多い道路ばかりです。伊豆一周のために早朝出発ですいている道を快適に走りましょう。
高低差はさほどありませんが、大瀬の手前2kmで50m地味に登ります。
大瀬の入り口から海岸までは50m一気に下ります。
三島駅→大瀬崎の高度

自宅を朝5時に出発し、三島駅前に15分ほどで到着。早朝は車が少なくて走りやすいし、空気も澄んでるから気持ちがよかったです。
早朝の三島駅。
伊豆半島一周自転車旅行の出発地点三島駅
無事に帰ってこれますように。

三島駅から三島街中、清水町を通過し国道414号線に出て、南進しました。
途中から磯の香りがして国道から駿河湾とそのバックに富士山が見えます。その手前には釣り人。

沼津の釣り人は朝が早いのだ
釣り人は朝が早いですなー。釣れてますかっー!

国道から県道に入りました。
この県道は昔なつかしい雰囲気が漂っています。
建物もよい雰囲気漂わせてるでしょ?
県道17号線
富士山
道路がすいている上に涼しくて気持ちがよいです。
すいすい進みます。

大瀬の入り口に到着。GPSの値では海抜54m。
大瀬の入り口

ここから500m程度で0mまで下って、大瀬神社に参拝に行きました。

大瀬神社には伊豆の七不思議といわれる神池、天然記念物のビャクシン杉がありおすすめの名所です。
また、ダイビングのスポットとしても有名で各地からダイバーたちが訪れる場所です。
大瀬神社については別途レポートします。伊豆七不思議の一つ「大瀬の神池」

沼津市大瀬→伊豆市土肥

行程 27.0km
所要時間 100分
メモ 大瀬神社からはすぐ50mの激坂があります。
その後は県道17号線1本道です。
土肥集落に入り、国道136号線とぶつかるので、左折右折します。
大瀬崎→土肥の高度

激坂を勢いで登りきり、県道17号線をすすみ高度230m付近まで登るとトンネルがあります。
トンネルを抜けると下り坂。
下り坂の先に展望台があり、沼津市井田地区と富士山がきれいに見えました。

井田
ここ井田もダイバーたちに人気のスポット。
この展望台からは再び登り、くねくね道を進むと長い下りの先に沼津市の戸田が見えました。
晴れていて気持ちがよかったです。
ここでも富士山を激写!
戸田からの富士山
戸田からは上り坂で高度250mまでクライミング。のぼりきったら下ります。
下りきったら小土肥という集落、小土肥から1kmほどで土肥に入りました。
県道17号線は終わり、国道136号線にぶつかるので右折。
右折後橋を渡り右手に花時計がありました。
土肥の花時計はギネス公認
なんと世界一の花時計。
ギネスのお墨付き。
ギネスのお墨付き

伊豆市土肥→西伊豆町宇久須

行程 11.0km
所要時間 40分
メモ 土肥の花時計から国道136号線を南進し、11kmで西伊豆町宇久須です。一本道です。
道中には恋人岬があります。ラブラブなお二人は愛の鐘を鳴らし、プリクラでもとるとよいでしょう。
ちなみに私Yスケも独身時に現妻と3度ほど訪れてプリクラ撮ってます。
プリクラ帳がまだあれば若かりしYスケ&マメが見れます。
今回は一人身だったためスルーしてやりました。
そのうちレポートしたいと思います。
土肥→宇久須の高度

土肥から高度150mまで上り、その後下ります。
伊豆半島はアップダウンが多いのですが、このあたりでいやになり始めるのではないでしょうか。

宇久須では昼食を食べました。
まだ11時前でしたが、お気に入りのお店があるので休憩がてら食していきました。
宇久須集落に入り左手にサークルKが見えたら次の感応式信号の交差点を右折すると左手に見えます。店名は鴨美里舎(のんびりじゃ)です。
のんびりじゃ
田舎料理はおいしかったです。別途レポートします。西伊豆を堪能できる田舎料理「のんびりじゃ」

西伊豆町宇久須→松崎町

行程 13.5km
所要時間 60分
メモ 宇久須ノンビリジャを出てから海岸方向へ向かいなもなき道路を左折。
しばらく道成に進み黄金崎クリスタルパーク手前で国道に合流。
国道を4.5kmほど進み田子の交差点を右折。
堂ヶ島の直前で再び国道に合流します。
詳細はグーグルマップを拡大してご覧ください。
以後は国道136号線を南進。
松崎町の宮の前橋手前を右折し、なまこ壁で装飾された常盤橋を渡り、国道との交差点を右折します。
今回、国道以外を通ってみましたが、西伊豆町宇久須からは国道136号線1本で松崎町にたどり着きます。
国道の交通量が多くトンネル通過を避けたい場合は迂回するのも有効だと思いますが、アップダウンが多少あると思います。
国道を走行したデータを見たいかたは三島→西伊豆キャンプ場銀河をご覧ください。
宇久須→松崎の高度

道中は加山雄三ミュージアムやトンボロ現象で有名な堂ヶ島を通過しました。
堂ヶ島の風景。
西伊豆堂ヶ島

松崎町はなまこ壁の建物が多く現存し、歴史を感じることができます。
いくつかご紹介。

なまこ壁の常盤橋。
なまこ壁の橋
奇天烈なデザインの時計塔。バックは中瀬邸。
時計塔
おもわず「何じゃこりゃー!」と言ってしまう奇抜さ。

駿河屋。
駿河屋
コース参考:囲炉裏端さんが管理されているようこそ、ふるさとガイド松崎へ

松崎には他にも多数のなまこ壁の建物や、歴史的な神像、仏像があります。興味がある方は囲炉裏端さんが管理されているようこそ。わが囲炉裏端へ。

松崎町→南伊豆町石廊崎

行程 35.5km
所要時間 170分
メモ 松崎からは136号線を南進し、県道16号線を右折。
8kmほど進み石廊崎の看板を右折して、石廊崎の駐車場に到着。
乗用車や自動二輪などは駐車しなければなりませんが、
自転車は灯台まで続く歩道を通行することができます。
激坂ですが踏ん張りどころ、駐車料金節約のため歩行者に注意して上りましょう。
道中は平地がありません。
登坂か下り坂です。とてもきついですが、風景はきれいです。
峠を越えて集落が見えると気分爽快になりハズ。
松崎→石廊崎の高度

登っては下り、下っては上りの繰り返しです。
1日目の仕上げにふさわしいハードな内容でした。

これは僕のミスというか計算違いでしたが、
お昼ごはんを刺身やフライやイカの塩辛など塩分が高いものを食べてしまったため喉がカラカラ乾きました。その上、気温も高くて水をガブガブ飲み、結果バテてしまいました。
上りは結構押して歩きました。

途中の集落の風景。
集落
入り江でシーカヤックを楽しむ人が見えました。

海の風景。
日本の海岸
松のシルエットが日本を感じますなー。

途中何度も休憩し、ヘロヘロになりながら石廊崎に到着しました。
石廊崎は別途レポートします。伊豆半島の先端「石廊崎」

南伊豆町石廊崎→下田やまね旅館

行程 18.5km
所要時間 60分
メモ 石廊崎からは激坂歩道を下ります。
県道16号線を道なりに東へ進みます。
橋を渡り県道16号を左折し、すぐに国道136号線に合流します。
道なりに国道を進むと、伊豆急下田駅があります。
駅から100mほど東へ進み国道414号線との交差点を右折し、300mほど進み左折、魚屋さんを左折し2件目で宿泊場所に到着しました。
石廊崎→下田の高度

石廊崎から激坂歩道を下り、県道16号に合流し、海岸沿いのなだらかな道を東へ進みました。
久しぶりに続くなだらかな道がうれしいです。

下田駅前は栄えています。
宿泊場所を決めてなかったので、国道136号線と414号線の交差点にあるボランティアの観光案内所へ入りました。営業時間の午後5時を15分ほど過ぎていましたが、快く受け付けてくれました。
そこで紹介されたのが山根旅館でした。
宿泊費は通常5,000円のところ、入湯税消費税込みで4,855円に割り引いてくれました。
素泊まり3,500円や4,500円の宿も紹介できるリストにあるようでしたが、シーズンでない日曜宿泊は予想外らしく対応してもらえなかったようです。
電話で宿に連絡を取ってもらっている間に、一休憩して持っていたボトルの水を飲み干しました。電話を終わった受付の方が「水いる?」と西伊豆で汲んできた深層水2リットルをくれました。
深層水の詳細や場所はこちら

宿泊料金が高いと思われる方もいると思います。下田駅前は物価が高いように感じます。国道136号線を下田駅前から外れると1泊2食付で4,500円などの看板や、南伊豆ではライダーハウス1泊700円などありました。
今回は下田のペリーロードを散策してみたかったため、駅前宿泊にしました。そのため、自転車を宿に置き、ペリーロードや駅前を歩いて散策することができました。

宿泊したやまね旅館。
下田の山根旅館
宿では温泉に入浴でき、浴衣から歯ブラシまでアメニティは全部そろっていたように思います。
部屋は4畳半でした。

宿に着き、早速温泉につかり、疲れを洗い流し街中散策に向かいました。
下田ペリーロードは別途レポートします。ペリー提督の歩いた小道(下田市)

下田駅前では南伊豆名物の金目鯛や地魚を使った料理などがあります。昼間に海鮮系を食べたので夕飯は別物にしようと街中を徘徊中に見つけたのがこちら八龍。
下田の中華八龍
『黒船ラーメン』という言葉の魔力に引き寄せられて暖簾をくぐったのはいうまでもありません。
八竜は別途レポートします。下田の黒船ラーメン「中華料理八龍」

夕食後はYスケの味方、端麗グリーンラベルを買い込み部屋で一人酒をし、9時過ぎに床につきました。

1日目まとめ

梅雨前最後の日曜日は天気がグーでした。
おかげできれいな風景を楽しむことができ満足しています。
土曜の天気がよくなかったためか交通量が少なかった気がします。
雨の中西伊豆のキャンプ場まで向かった時とは違い走りやく、走行中に怖い思いをすることはなかったです。

昼ごはんは消化がよくエネルギーにすぐ換わるようなものが良いのか、土地ならでは新鮮食材を使った料理が良いのか悩みどころです。
もちろん、両方を兼ね備えた食事があれば理想ですねー。
今後の遠征ではそのあたりも考えて店を選びたいと思います。

伊豆半島一周2日目は東海地方が梅雨入りした月曜に行い、
東海岸は自転車では初走行でした。
二日目に続く。
伊豆半島一周自転車ツーリング二日目(下田→三島)

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4件のコメント

  • Comment by 自転車海苔@神奈川 2008/6/29 日曜日 @ 11:43:26

    昨日(6/28)に西伊豆から南伊豆廻りました。ほぼ、おんなじコースですね。
    行く前にY助さんの記事見とけばよかったかも。
    往復輪行で、沼津出発、下田まで133キロでした。アップダウンの繰り返しでめげましたが、特に雲見と妻良はきつかったです。小径車だったのでよけいに感じたのかもしれません。
    今度は逆まわりをロードバイクで行きたいと思ってます。

  • Comment by Ysuke 2008/6/29 日曜日 @ 13:19:02

    >自転車海苔@神奈川さん

    コメントありがとうございます。
    雲見、妻良あたりキツイですね。
    僕はそのあたりでバテてました(苦笑)思い返してみると景色を楽しむ余裕もなかったです。

    逆まわりは海沿いを走れてさらに気持ちがよさそうです。
    西伊豆に比べると東伊豆はアップダウンがマシ(でも、やはりボチボチありました)だったと思います。交通量が多かったかなと。

    また、お気軽にコメントしてくれるとうれしいです。(飛び跳ねて喜びます)

  • Comment by novtaco 2010/4/4 日曜日 @ 8:30:14

    素晴らしいBlogですね。
    私は裾野市に住んでいますが、この情報をもとに伊豆一周にチャレンジしてみようと思います。
    ありがとうございました。

  • Comment by Ysuke 2010/4/5 月曜日 @ 8:21:07

    > novtaco さん

    コメントありがとうございます。
    参考になれば幸いです。
    これからの季節は自転車がさらに気持ちが良いですよね。
    最近更新してませんが、
    時間が空いたらまた走って見たいと思います。

    伊豆一周にチャレンジするときは天気が良くて、
    気持ちよく走れることをお祈りしています。

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